お小遣い程度でも収入があれば良いかもとブログを書き始め、少しずつ収入が増えてきたこの頃。税金対策の為に青色申告をやってみようと決意したのですが、私自身よく分かってない青色申告。慌てて調べていく事にしました。
ざっくり言うと最初に税務署へ「私は事業主になりますと宣言する。」と、「これから青色申告していきたいので青色申請していく許可を下さい!」と届けを出す事になります。
この2つの届出を書いてしまえば晴れて事業主となり、青色申告も出来るようになります。
個人事業の開業・移転・廃業等届出書
まず1つ目の事業主宣言の届出ですが、堅苦しく書いてあるものの記入していく所はそう多くありません。自分の中でおや?の浮かんだ部分を一問一答式に書いていきたいと思います。
最寄りの税務署ってどこだろう?
国税庁のホームページで探す事が出来ます。下記リンクご利用下さい。
個人事業の開業・移転・廃業届出はどこで貰える?
こちらも国税庁のホームページで探せます。もしくは直接行っても税務署で貰えると思います。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/04.pdf
職業は何と書くのだろう?
どのような内容の仕事をしているかを書く欄になるので私は、WEBサイト運営業と書きました。アフィリエイトをしている方は似たような書き方で良いと思います。
屋号ってよく分からない
屋号とは会社の名前のようなものであり、個人事業主の名称になります。
屋号を決めるメリットとしては、個人的に1番大きいのは事業主になったと実感出来て、モチベーションが上がる事だと思います。他にも領収書や銀行口座に使用出来たり、自分の事業内容に沿った屋号であれば相手の印象に残りやすく信用してもらいやすい等もありますが、まだ今の所は事業主の実感のみです。
屋号を決める際に注意する点は、
「○○会社」や「○○法人」と表現は辞めましょう。(法務局に法人登録をして法人格をもつ法人が使用するものです。)
商標登録されている名称や世間一般に知られている名称も使うのも避けた方が無難です。
ここまで書きましたが、個人事業の開業に屋号は決めていなくても大丈夫です。それでも屋号を決めたいという方はいくつか屋号の例を載せます。参考にしてもらえたらと思います。
○○協会・○○研究所・○○ラボ・○○ナビ・○○ハウス・チーム○○・オフィス○○
○○事務所・○○企画・○○プロジェクト・○○システム・○○隊・○○スタイル
等々。
開業日はいつにしたら良いのだろう?
国税庁では事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してくださいとありますが、私が開始日と申請した時はすでに1ヶ月と1週間程経過していた時でしたので、そこまで厳密にしなくても大丈夫かとは思います。開始日と決めるのは自分がブログを書き始めた頃を書くのだろうか?と少し悩みましたが、収入が増えここからしっかりと申告していきたいと決めた時の日付を開始日とする事にしました。
消費税に関する「課税事業者選択届出」は何の事?
「基準期間における課税売上高が1,000万円を超えたことにより課税事業者となる事業者」が提出する届けとなっていますので、これから開業する方は特に気にしなくて良いものになります。届出には「無」にチェックを入れて下さい。
所得税の青色申告承認申請書
2つ目がこれから青色申告したいので青色申請していく許可を下さい!の申請書になります。
申請書を書いていくとおや?と疑問になるのが備付帳簿名ではないかと思います。何を選択したら良いのか書いていきます。
まず青色申告の中でも「主要簿」と言われるのが「総勘定元帳」と「仕訳帳」の2つになります。この2つは複式簿記においては必須帳簿になります。
その他現金出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・預金出納帳を選択します。
ここで選択していなかったとしても後で出せない!という事にはならないので大丈夫です。
郵送にて届出を出してみよう
税務署に届出を提出しに行こう!と考えていたのですが、すでに確定申告の時期でした…。混雑しかしない状況が予想出来たので、大量の待ち時間よりも郵送で届出を提出する事にしました。3日後しっかりと届出が受理されて手続き完了しました。郵送での方法はこちらになります。
郵送で必要な物
- 個人事業の開業・廃業等届出…2枚
- 所得税の青色申告承認申請書…2枚
- 長形3号の封筒…2枚
- マイナンバーカードのコピー…1枚
- 郵送代分の切手…封筒に中身を入れて~25グラムなら82円切手・~50グラムなら92円切手が必要になります。
宛先はどこに?
国税庁のホームページで最寄りの税務署を調べると住所も載っています。そちらを封筒1枚へ宛先として書いて下さい。裏に自分の住所・氏名を書くのも忘れないで下さい。
もう1枚の封筒は返信用になりますので、自分の住所・氏名を宛先に書いて下さい。82円切手もこちらに貼って下さい。書いた後2つ折りにして税務署へ送る封筒へ同封して下さい。
個人事業の開業・廃業等届出と所得税の青色申告承認申請書2枚?
税務署に提出用と自分の控え用になるので2枚の用意になります。それぞれに押印もしっかり済ませて、控え用の方に「控え用になりますのでご返送の程宜しくお願い致します。」と付箋を貼っておきました。
マイナンバー
マイナンバーを記入している書類に対して一緒にマイナンバーカードを提示する必要がありますので、両面コピーした物を同封して下さい。※マイナンバーを直接送らないように注意して下さいね!
普通郵便は何となく不安…
上記の物を全部入れ92円切手を貼り普通郵便にて送りましたが、郵便事故など不安な方は+310円で簡易書留も出来ます。不安な方は簡易書留使って下さいね。
私自身受け取ってもらえたのか不安もありましたが、返信用封筒に受理された控えの届出が入って戻ってきたので大丈夫でした。
ここから個人事業主としてスタートしました。頑張って勉強していかねばです。
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