映画【ぼくらの七日間戦争】推したい一場面

1988年に映画化された作品。おおまかなあらすじと見所を書いていこうと思います。

中学校の全校集会で校長の話しを聞く所から始まります。集会の間に教室に置いてある鞄の所持品検査を勝手にされ学校に必要ない物は没収される、遅刻は全校集会をやっている体育館の後ろの方で集められて正座させられる、髪が癖っ毛でもパーマとみなされて有無を言わさず水道で頭から水をかけられるなど、2017年現在では即親から体罰と訴えられそうな教師の指導ぶりが出ています。

そんな大人からの仕打ちに我慢の限界とばかりに、1年A組の男子生徒8人が夜に廃工場へと侵入。食料や調理器具など生活に必要な物を持って集まり、家出をします。

学校に登校もしなくなった8人の生徒、それでも学校は教育委員会にバレるのが嫌で家出した事を他の生徒には一切知らせず日常を過ごしていました。

一方家出した生徒達は、下水道探検、怪談話しをしたりとやりたい事をして過ごしている日々。

ところが廃工場にいる事が、工場の前を通りかかった人の通報で学校側の知るところに。

すぐに工場へと駆けつけた先生達と家出した8人の生徒の母親が、帰ってくるよう説得をしますが、生徒達は嫌だと宣戦布告をします。無理やり連れて行こうとする先生達をタバスコ入りエアガンやセメントの粉を上から落として粉まみれにする等撃退に成功します。

撃退するものの、また懲りずに大人が来るだろうとセメントの補充をしていた生徒達。その時に戦車を見つけます。

 

陣中見舞いとして顔を出したクラス委員の中山(宮沢りえ)達女子3人も加わり次の日になります。翌日鉄の扉をチェーンソーでこじ開ける学校の先生。強制突破を開始、徐々に捕まっていく生徒達。捕まえた生徒達を外に連れ出そうとした先生達の前に戦車が発進してきました。

戦車相手では対する術がないと撤退する先生サイド。

生徒達が戦車を動かした事により、戦車を目撃され警察も動きだす事になります。

戦車はすぐに動かなくなったものの、自分達でもとんでもない事をしていると自覚している生徒達。けれど大人達に一泡吹かしてやろうと力の限りの戦争を大人に仕掛けていきます。

自分の意見としては中学生がこんなに火薬の使い方に長けている事はないだろうとツッコミながらも、子供の為だと徹底的な管理教育をしていた学校の先生達に対する戦争は、気持ち良くスッキリ見終われるものでした。

見所としてはつい追ってしまう宮沢りえの存在感だったり演技だと思います(*^^*)あと、今では到底見る事の出来ない昔の教育現場も新鮮でした。

コメント