映画【うさぎドロップ】推したい1場面

2011年に同タイトルの漫画より映画化された作品になります。おおまかなあらすじと見所を書いていきたいと思います。

物語は大吉(松山ケンイチ)の祖父が亡くなり、葬式に参列するのに実家に帰る所から始まります。実家の庭にいる小さな女の子リン(芦田愛菜)はその祖父の隠し子だと大吉の母親から聞きます。

棺に献花をする時に生前祖父が好きだったリンドウの花をむしって棺の中の祖父に握らせようとするリン。「もう起きないの?」と問いかける姿は健気で少し寂しい気持ちになりました。

その後の親戚内で誰がリンを引き取るかの話し合いで誰もが厄介な事を遺して、と重たい空気の中大吉は嫌気がさし自分で引き取る事にします。

(C)2011「うさぎドロップ」製作委員会

 

ここから2人の何だかちぐはぐな生活が始まります。

保育園を探す、残業のない部署へ変えてもらうなど問題が出て来ると、大吉がダンスするシーンが出てきます(*´ω`*)。大吉が雑誌のモデルと踊れるくらいの精神的に格好良い男になるぞ!!みたいなモチベーションを上げるのにそのシーンはあるようです。

初回は急にダンスシーンになったのでビックリしました。

色々な問題が出ては解決していってを繰り返し、少しずつ大吉とリンはお互いに良い意味で遠慮をしないようになっていきます。

(C)2011「うさぎドロップ」製作委員会

 

ある日の事、リンを迎えに行った大吉は雑誌のモデルであるコウキやその母親のユカリと出会う。と同時に、リンが熱がある事が分かる。

熱がある事に気付けなかった大吉は激しく落ち込みユカリに親でも無いのにどうしたらいいのかと相談する。リンにとって大吉がいれば大丈夫!と諭してもらいます。

そんな中、リンの母親正子の連絡先が母子手帳に書いてあり、正子と話し合う事に。リンの母親から自分よりもリンへの愛情が感じられない大吉は自分で育てる決意を固めます。

 

これで穏やかな暮らしをしていけると思った矢先、保育園から突然リンが行方不明になったと大吉に連絡が来て…。

感想としてはとにかく芦田愛菜ちゃんのリンが可愛いったらないです。大吉の段々とお父さんになってく表情の変化も凄く自然で見入ってしまいました。愛情いっぱいの作品で、見終わった後幸せな気持ちになりました。

見所としては大吉とリンの2人のやり取りです。日常がテーマだけあって、中だるみといいますかマンネリ感があるかもと見る前は思ったのですが、最後まで楽しく見る事が出来ました。

(C)2011「うさぎドロップ」製作委員会

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